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納冨栄太遺作

伝統、権威、見栄を酷く嫌っていた。僕の好きな先生。孤高の芸術家。
 数々の突飛で破天荒なエピソードは、滑稽でもあるが彼の飾らない、陶芸の世界に対する反骨精神はその作品の中に込められている。
 その精神は一つ一つ違っていてもいいじゃないか、傷があってもそこに味があるじゃないかという彼の世界観である。作品に込めた彼の生き方が感じられる世界でたった一つのオリジナルな一品をどうぞお楽しみください。